同級生でタイトル戦 前日計量もほのぼのムード…負けたらラーメン二郎!?

スポニチアネックス / 2017年3月21日 14時59分

報道陣に向かい合っての撮影をリクエストされ、思わず笑ってしまう中川(左)と船井

 ボクシングの日本スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦(22日、東京・後楽園ホール)の前日計量が21日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、初防衛戦の王者・中川健太(31=レイスポーツ)、挑戦者の同級1位・船井龍一(31=ワタナベ)ともにリミットいっぱいの52・1キロで一発パスした。2人は都港工(現・都六郷工科高)の同級生で、ボクシング部を立ち上げた友人同士。高校の頃からそれぞれ違うジムで練習しており、スパーリングを含む初のリング上での対決が、日本タイトルを懸けた大一番となった。

 計量後の記念撮影ではお互い向かい合うようリクエストされたが、両者とも笑い出してしまい、決戦前日らしからぬほのぼのムード。中川が「こんな面白い顔をしてたんだ」と“先制ジャブ”を放ち、船井が「こんな顔ですよ」と応酬した。中川は「ピリピリムードで目も合わさないでいようと思ったけど、ほのぼのしてしまった」と苦笑。「試合になったら30分間だけ割り切って思い切り殴ります」と話した。

 プロデビューは中川の方がやや早かったが、途中で就職して6年のブランクをつくっており「総合的に自分が劣っていると思う。試合数も戦ってきた相手も違うし、正直、分が悪い」とコメント。自慢の左ストレートについても「向こうの方が(威力は)あるんじゃないか」と話したが、当てるイメージを問われると「できてます」と言い切った。

 一方の船井は東洋太平洋王座を含めて3度目のタイトル挑戦。地元・後楽園ホールでのタイトル戦は初めてで、「気持ち的にゆとりがある。3度目の正直、東京で初タイトル戦なので絶対獲ります」と意気込んだ。試合については「どちらもボクサーファイターで、左か右かの違いだけ。お互い左の手がポイントになる」と予想。「(中川は)一発のパンチがあるので気をつけたい。集中力を切らさずに最後まで戦い抜きたい」としながらも「左対策はバッチリ。気持ちもポイントになると思うが、その気持ちは僕の方が強い。相手は王者だけど、経験は上と思っている」と自信を示した。

 「(ブランク中に)あいつが頑張っていると聞いて“俺もやりたい”と火が付いた。初防衛戦が同級生対決と注目されているけど、プロとしてはありがたい」と中川。船井は「普段よりも盛り上がっている。最高の舞台で高校の友人と、しかも部をつくった友人とできるなんて感慨深い。感謝の思いで倒したい」と話した。負けた方が、船井が好きだという「ラーメン二郎」でおごる約束をしているそうで、中川は「俺はあまり好きじゃないし、おごる気はない」と笑いながら宣戦布告した。

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