【玉ノ井親方・視点】北勝富士 押し相撲だけど粘り強さもある

スポニチアネックス / 2017年9月14日 9時23分

北勝富士(右)に寄り切りで日馬富士を撃破

 ◇大相撲秋場所4日目 ○北勝富士―日馬富士●(2017年9月13日 両国国技館)

 北勝富士は日馬富士をよく研究していた。先場所は横綱のスピードに負けた感じだったから、立ち合いできちんと当たって、攻めていこうと思っていたはず。でも、右を差されて土俵際まで押し込まれた。ただ、そこで上体を上げなかったのが良かった。普通は押し込まれると上体が起きてしまうものだけど、北勝富士は常に前傾姿勢を保って攻めている。スタイルは押し相撲だけど粘り強さもあるから、土俵際まで押されてもうまく回り込んで、逆に右上手を取って形勢を逆転することができたんだろうね。

 横綱は前日の黒星が頭に残っていたのかな。土俵際で一度動きが止まったね。まわしを取れていなかったから、強引に行くと危ないと思ったんだろう。いつもなら一気に押し切ったはずだけど慎重になった分、付け入る隙を与えてしまった。(元大関・栃東)

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