【船木和喜の目】沙羅 頭1つ分、前に出て空中姿勢が良い時に戻った

スポニチアネックス / 2018年1月13日 8時21分

大ジャンプで予選を首位で終えた高梨

 ◇ノルディックスキーW杯ジャンプ女子個人第5戦予選(2018年1月12日 札幌市宮の森、ヒルサイズ=HS100メートル)

 高梨は空中姿勢の修正ができていると感じた。昨年の夏頃やシーズンインした後のW杯のジャンプと比べると、流れの中で頭が1つ分、前に出ている。以前は高さを求めるばかりで体が前に倒れていかなかった。空中で固定されて張り付いたまま、体重移動がないから飛距離が伸びない。試験的にそういうジャンプに挑戦しているのかと思っていたが、この日は以前の良い時に戻していた。年末年始に国内で落ち着いて調整できたのがよかったのではないか。予選でのジャンプを見る限りは、それほど心配する状態ではないように思える。

 今季好調の海外勢2人はそれぞれ違ったタイプの持ち味を見せた。ルンビはスキーがばらついたり、粗削りだが、それでも距離を伸ばしてくる。強引にでももっていく男子のようなジャンプ。一方のアルトハウスは空中がうまく、凄く安定している。体のラインを保ちながら、体重移動とともに飛距離を伸ばしていくのは3人とも同じ。決勝でも面白い争いになりそうだ。(W杯通算15勝、98年長野五輪2冠)

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