巨人・菅野“インスラ映え”手応え 内角意識させ外角の威力倍加

スポニチアネックス / 2018年2月14日 8時50分

ブルペンで投げ込む菅野

 【ここにFOCUS】 ブルペン入りした巨人・菅野は76球を投じたが、明確な意図があった。33球目、豊田投手コーチが右打席に入ると、右腕は「インスラ」と宣言。豊田コーチが打席に立った44球のうち実に15球が「インスラ」だった。

 右打者に向かってきながらストライクゾーンに鋭く軌道を変える。内角をえぐる球としてワンシームや新球シンカーがあるが「(スライダーが)あるだけで打者は嫌だと思う。食い込むボールと逃げていくボールと、幅広く使えると思う」と菅野は説明した。

 しかも、ただのスライダーではない。昨季もインスラを使ったことはあるが「狙いすぎると当てちゃうし、早く曲げると真ん中にいく」と、いかに捕手寄りで変化させるかを追求する。豊田コーチも曲がり位置を手で示すなど試行錯誤を続ける。

 昨季は左打者の被打率・183に対し、右には同・208。悪い数字ではないが、球界No・1投手に妥協はない。相乗効果も生まれる。内角を打者が意識すれば、外角の直球やスライダーの威力は倍加する。インスラを8球続けた後の40球目。外角直球に豊田コーチが「凄い遠い」とうなったことが証明だ。

 あす15日からの沖縄での2次キャンプではフリー打撃登板、実戦へと歩を進める。「打者の反応を見ながら、どこから曲げるのが一番良いか聞きたい」と話した右腕は「インスラ映えする?」との問いに「じゃあ、その方向で」と笑った。 (池田 翔太郎)

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