阪神・藤浪 フォームも“カーショー流”「すごくリラックスできる」

スポニチアネックス / 2018年2月15日 9時3分

阪神・藤浪

 沖縄・宜野座キャンプに参加している阪神・藤浪晋太郎投手(23)が14日、今季の投球フォームに「カーショー流」をミックスさせていることを明かした。

 「盗んできたもの」はカーブだけではなかった。宜野座キャンプで披露している、両手を頭上に大きく掲げてセットポジションに入る一連の動作は、1月に米国で合同自主トレを行い、8年連続開幕投手に内定したカーショー(ドジャース)を参考にしたもので、意識する「脱力」に効果を発揮しているという。

 「(両手を頭上に掲げるのは)アメリカでカーショーがやっていて、自分もやってみたら、感じが良かった。すごくリラックスできるというか。モーションに入る前に余計な力を抜くことを意識してやっていますね」

 1月上旬から約3週間、自身初の米国自主トレを行った際、ダルビッシュ(カブス)とともに同じ施設でトレーニングする機会に恵まれたのがカーショーだった。投球動作を観察する中で、大きなヒントを手にした。

 29歳にしてメジャー通算144勝を誇り、投手最高の栄誉とされる「サイ・ヤング賞」も3度獲得している左腕は、セットポジションに入る際、両手を大きく天に掲げてからベルト付近にグラブを構える。大きく深呼吸をするように、一つ間を置く独特の動作が特徴的だ。そこから、完全に脱力したフォームで常時150キロ台の剛球を投げ込む。

 藤浪が追い求める理想のフォームも「余計な所に力を入れない」というシンプルなもの。メジャー最強左腕の投球における「始動」部分は、自身のフォームにもプラスに働くと判断し、導入した。

 「(フォームの)感覚はすごく良いので。あとはしっかりと結果が付いてくるように実戦で投げていきたい」

 2回2失点だった7日の紅白戦後に右肘の張りを訴え、11日のDeNAとの練習試合こそ登板回避したが、12日には5日ぶりに投球練習を行い、変化球も交えて55球を投げた。順調なら16日の楽天との練習試合(宜野座)で、仕切り直しの登板を果たす予定だ。

 昨季は3勝5敗と自己ワーストの成績に終わり、今季は開幕ローテーションの座は確約されていない。ここからは実戦で結果を積み重ね、競争を勝ち抜くのみ。「18年型新フォーム」で完全復活への道を切り開く。 (遠藤 礼)

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