【黒岩敏幸 分岐点】小平がもしインスタートだったら…

スポニチアネックス / 2018年2月15日 9時40分

平昌五輪スピードスケート女子1000メートル、滑走する小平

 ◇平昌冬季五輪 スピードスケート女子1000メートル(2018年2月14日)

 優勝タイムは昨年のプレ大会が1分13秒94だったので、私は1分13秒8くらいを想定していた。昨年ここで1分13秒43だった小平はいい滑りをしたと思うが、テルモルスが予想以上に速かった。

 上位3人の中で小平だけアウトスタートだった。1000メートルでは最初に加速できる直線の距離が長く、最後のバックストレートで同走者を追えるインスタートの方が有利だ。タイムは約0・3秒変わると思っている。アウトスタートの小平は最初の200メートルで中長距離を得意とする高木美よりも100分の1秒遅かった。もしインスタートだったら、もっと速く入れたし、最後に追えていればラスト1周のラップの落ち込みも少なくできた。メダルの色も変わっていたかもしれない。インスタートで滑らせてあげたかった。

 高木美は3種目の中で一番リラックスした滑りができていた。小平も高木美も金メダルを狙う本命種目へ向けていい流れになったと思う。(92年アルベールビル五輪500メートル銀メダリスト)

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