【第93回センバツ見どころ】第3日は21世紀枠校続々登場 八戸西の好投手・福島、九州対決も注目
スポニチアネックス / 2021年2月23日 19時54分
第93回選抜高校野球大会の組み合わせが23日、決まった。各日の見どころを紹介する。
<第1試合>
具志川商(沖縄)-八戸西(青森)
「21世紀枠同士の対決。八戸西の好投手・福島に具志川商打線が挑む」
具志川商は春夏通じて甲子園初出場。部員全員が地元中学出身で、地元とOBが一体となって強化してきた成果が結実した。投手陣は伊波勢、新川の右腕コンビが中心。打撃はシャープなスイングが売り。1番・上原は昨秋打率・478と高打率をマーク。4番・狩俣は右のパワーヒッターだ。八戸西は東日本大震災から10年の節目の年に甲子園出場がかなった。1メートル89誇るエースの福島は全国的にも注目の好投手。フォークを操るのも魅力的なポイントだ。4番に座る右の強打者・広田は昨秋の公式戦で打率5割超えをマークした。ヤンキースのようなピンストライプのユニホームが特徴的。
<第2試合>
福岡大大濠(福岡)-大崎(長崎)
「昨秋九州大会決勝再現。手の内知り尽くした同士の駆け引き注目」
福岡大大濠のエース左腕の毛利は多彩な変化球があり、昨秋公式戦では8試合49回を投げ、63奪三振とドクターKぶりを発揮。昨秋から正捕手となった川上がリードする。スタメンの半数は下級生で内野は全員2年生。それでも三塁・友納ら力のある選手がそろう。福岡県大会では5番に座り、故障で離脱した北嶋の復活にも期待だ。大崎は今大会のダークホースと目される昨秋の九州大会王者。九州大会では絶対的エースの坂本を中心に、堅守とコンパクトな打撃で頂点に立った。清峰、佐世保実などで甲子園に出場し、18年から指揮する清水監督の下、29人の部員は全員長崎出身。島民の希望の星だ。
<第3試合>
明豊(大分)-東播磨(兵庫)
「タレントぞろいの名門・明豊、東播磨のエース鈴木を侮るな」
明豊は3年連続出場の名門。右腕・京本と左腕・太田の2枚看板だ。京本は1メートル88の長身から投げ下ろす本格派。太田は巨人の太田龍の実弟で、昨夏甲子園交流試合にも登板した。複数の投手陣を抱えており、顔ぶれは多彩。打線は小技やバントを中心とした攻撃で、昨秋は8試合38犠打と着実に1点を狙いに行く。
東播磨は21世紀枠で春夏通じて悲願の甲子園初出場。昨秋は兵庫県大会準優勝で近畿大会に出場。1回戦で市和歌山に敗れたが、エース鈴木はドラフト候補右腕・小園との投手戦を展開。1-2と大接戦の末に惜敗も存在感を見せた。4番は2年生の砂川が座り、つなぎと走力で勝負する。
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