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コロナ禍に負けなかった諦めない球児たち

スポニチアネックス / 2022年8月7日 4時2分

選手宣誓をする横浜の玉城陽希主将

 ◇第104回全国高校野球選手権大会

 【秋村誠人の聖地誠論】雲が垂れ込めた甲子園。この夏も49代表校全員による入場行進は見られなかった。新型コロナウイルスの感染拡大で、直前に各校主将だけの参加となった開会式。集団感染などがあった6校は、プラカード担当の女子高生だけが行進した。

 それでも、スタンドから大きな拍手が起こる。銀傘にはセミの声が響く。開会式の途中には夏の日差しも戻った。球児の夏。その熱さだけは不変だ。

 選手宣誓。横浜(神奈川)の玉城陽希主将(3年)が力強く言った。「苦しい時期を乗り越えることができたのは、ほかでもない、ここに甲子園があったからです」。今の3年生は入学時からコロナ禍だった。1年目は選手権大会が中止となり、2年目は開催されたが一般観客の入場を制限。今夏も地方大会でコロナ禍で出場辞退する学校があった。でも、どんな苦境も球児たちが諦めなかったから、甲子園に夏がやってきた。

 この甲子園から巣立ったエンゼルス・大谷翔平投手(花巻東)が今、大リーグで2桁勝利&2桁本塁打という104年ぶりの偉業に迫っている。104年前、この記録を達成した「野球の神様」ベーブ・ルースはこんな名言を残している。

 「You just can’t beat the person who never gives up.(絶対に諦めない者を打ち負かすことはできない)」――。たとえ世界にパンデミックを起こしたウイルスであっても、諦めない球児たちを打ち負かすことなどできない。そう信じている。ルースが記録をつくった1918年は世界中でスペイン風邪が大流行。偉大な先人も、パンデミックに負けなかった。

 今年の選抜をコロナ禍で出場辞退した京都国際も甲子園に帰ってきた。サヨナラ負けを喫したが最後まで全力で戦った。開会式を欠席した6校もこの舞台に立つことを切に願う。諦めず甲子園までたどり着いたのだから。(専門委員)

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