「東京グランド花月」9月過去最大規模で開催 シシガシラ＆紅しょうが意気込み語る

「東京グランド花月」への意気込みを語った（左から）「紅しょうが」の熊元プロレス、稲田美紀、「シシガシラ」の浜中英昌、脇田

　9月17日から23日まで東京・IMM　THEATERで「東京グランド花月」が開催される。笑いの殿堂「なんばグランド花月」で行われている寄席がそのまま東京でも観ることができる、吉本新喜劇を含めた“吉本の全て”が詰まった興行。今回は7日間16公演と過去最大規模となる。開催を控え、同公演に出演するお笑いコンビ「シシガシラ」の浜中英昌と脇田、「紅しょうが」の熊元プロレスと稲田美紀が都内で取材会に応じた。

　シシガシラは今回が「東京グランド花月」初出演。浜中は「結成1年目くらいの時に、前説で行かせてもらったことがあって。そのときにすごく…スベって（笑い）。でも、師匠が袖からバーって出てくるのに憧れていた。今回それに出れるのはものすごくうれしい」と力を込める。脇田は「僕らはおそらくトップバッターなので、ここでウケてつないでいかないと。塁に出ないととは思っています」とうなづいた。

　紅しょうがの熊元は「師匠方は若手のネタを見てくださったり、音で聴いてくださったりしていることがある。それが分かっているので緊張感はある。東京でこの経験をさせてもらえるのはありがたい」と気を引き締める。稲田は「自分たちが“ウケたぞ”っていうときに新喜劇を見ると（島田）珠代姉さんが1人で同じくらい笑かしてるときがある。“これが吉本やで”って思うし、一緒に出させてもらえてるということがうれしい」とその環境に感謝を述べた。