乳がん公表の梅宮アンナ 闘病しながら発信続ける理由「後に続く皆さんに…勇気や希望を与えたい」

梅宮アンナ

　乳がんを公表し、闘病中のタレントの梅宮アンナ（52）が29日、自身のインスタグラムでライブ配信を行った。薬剤を投与する際の血管の負担を減らすため、カテーテルを皮膚の下に埋め込む中心静脈ポート（CVポート）の手術を受け、この日に退院したことを報告した。

　梅宮は右乳房にステージ3Aの浸潤性小葉がんと診断され、抗がん剤治療を受けている。5月下旬に右胸だけ異常に小さくなっているという異変に気づき、エコー検査やマンモグラフィーを受けるも異常は見つからず。しかし、その後、組織検査でがんと判明。7月上旬にがんと診断された。

　乳がんを公表後、自身のSNSや取材を通じて闘病生活についての発信を続けている。その理由について「なんでこういう風に話しているかというと、ここから後に続く皆さんに私の経験とその時どう思ったか記録を残そうと思ってやっています」と説明。「ガンになってインターネットとか本とかいっぱい見たんですよ。でも正直どれも参考にならなかったというか。もう少し深いところを知りたくて。(治療が)終わってからの話はよく聞くけど、今日こういうことがあったという話はあまり聞こえてこなくて」とし、「誰かに勇気を与えたり希望を与えたりする人になりたい。リアルにいろんなことをお伝えするのがいいのかなと思っています」と語った。

　ライブ配信を視聴したファンからは「勇気のいることだと思います。応援しています」「アンナちゃん、有難う」「すごい勇気もらえます」「一緒に、私も抗がん剤治療頑張ります」などのコメントが寄せられた。