ソフトバンク・有原 ロッテキラーがまさか5失点KO 「チームに迷惑をかけてしまった」

＜ロ・ソ＞2回、小川（左）に安打を浴びた有原（撮影・島崎　忠彦）

　◇パ・リーグ　ソフトバンク2―6ロッテ（2024年8月30日　ZOZOマリン）

　ソフトバンク・有原のロッテ戦の連勝が11でストップした。今季ワーストタイの9安打を浴びて5回5失点でKOされた。

　リーグトップの11勝を挙げている鷹のエースは「粘ることができなかったのが一番の反省点。甘いボールを仕留められてしまった。僕自身の守備も含めて、もっとできることがあったと思う」と悔しさをにじませた。

　2回2死から4連打で2点を先制された。0―4の4回2死二塁では、ソトの自身強襲のゴロを捕球も一塁送球が低くなり、山川が後逸。もったいない形で5点目を失った。

　8月は5試合に先発して30イニングで22失点。苦しい投球が続いている。日本ハム時代の19年から連勝が続いていた好相性のロッテに対しては、前回16日の対戦でも4安打完封勝利を飾っていた。復調のきっかけにしたいところだったが、捉えられてしまった。

　9月はチームを勝利に導く投球を見せる。「チームに迷惑をかけてしまった。次、しっかり投げられるようにしたいです」とリベンジを誓った。