松山英樹70 首位と12打差8位後退 米男子ゴルフ最終戦

松山英樹（AP）

　◇米男子ゴルフツアー　ツアー選手権第2日（2024年8月30日　米ジョージア州　イーストレイクGC＝7490ヤード、パー71）

　年間王者を決めるプレーオフシリーズ最終戦の第2ラウンドが行われ、首位と8打差の4位から出た松山英樹（32＝LEXUS）は5バーディー、4ボギーの70で回り通算9アンダーの8位に後退した。首位とは12打差となった。

　松山はティーショットの制御に苦しんだ。4番で左に曲げてボギーが先行。5番は右のラフへ。第2打をバンカーに入れて連続ボギー。6番では第2打をグリーン左のバンカーに打ち込み、脱出に2打を要し3連続ボギーを叩いた。

　335ヤードの8番パー4はティーショットをグリーン手前に運んで第2打を寄せてバーディー。前半で2つ落として折り返した。

　後半もピンチをしのぐ展開が続いたが、パー5の14番で第3打をピン側に寄せてバーディー。パー3の15番は1・5メートルにつけて連続バーディーを奪った。

　続く16番はアプローチのミスからボギー。それでも気持ちを切らさず17番で8メートルのバーディーパットをねじ込み、パー5の18番はグリーン左のバンカーからきっちり寄せて連続バーディーで締めくくった。

　ポイントランク1位のスコッティー・シェフラー（28＝米国）が66で回り通算21アンダーに伸ばし首位をキープ。コリン・モリカワ（27＝米国）が17アンダーで2位。ポイントランク2位のザンダー・シャウフェレ（30＝米国）は16アンダーで3位となった。

　シーズン最終戦となるツアー選手権にはポイントランク上位30人が出場。ランクに応じてスコア差を設け1位のシェフラーが10アンダー、2位のシャウフェレが8アンダー、3位の松山が7アンダーで競技を開始した。優勝者が年間王者となり2500万ドル（約36億2500万円）のボーナスを手にする。