堺正章、感謝も「まちゃあきという年齢じゃないので…」お願いも Men's Beautyアワード表彰式

＜Men’s　Beautyアワード＞フォトセッションでポーズをとる（前列左から）一般社団法人日本チェーンドラッグストア協会・塚本厚志会長、セルフメディケーション部門・松井大輔、Beautyスキンケア部門・冨永晃胤、Beautyミドル部門・武田修宏、Beautyライフスタイル部門・堺正章。（後列左から）ウル・オス賞・羽根田卓也、サクセス賞・田中史朗、ルシード賞・川崎宗則、リップス賞・中村輪夢、特別賞を受賞した大谷翔平のパネル（撮影・郡司　修）

　男性を対象にしたビューティーアワード「第4回Men's Beautyアワード」が31日、都内で開催され、受賞者が表彰式に登壇。受賞の喜びを語った。

　男性の美と健康を表彰する本賞。9部門で計9名の受賞者が発表された。

　「セルフメディケーション部門」元サッカー日本代表の松井大輔さん、「Beautyスキンケア部門」モデルの冨永章胤、「Beautyミドル部門」元サッカー日本代表でタレントの武田修宏、「Beautyライフスタイル部門」俳優の堺正章、「大塚製薬株式会社　UL・OS賞」カヌー日本代表の羽根田卓也、「花王株式会社　サクセス賞」元ラグビー日本代表の田中史朗さん、「株式会社マンダム　LUCIDO賞」栃木ゴールデンブレーブスの川崎宗則、「株式会社リップス　LIPPS賞」BMX日本代表選手の中村輪夢、「特別賞」ドジャース大谷翔平投手が受賞した。

　堺は、誰もが知るマルチタレントの第一人者として芸能界をけん引し、78歳となったいまでも精力的に芸能活動を続けていることが選考理由となった。笑顔で登壇し「誠にありがとうございます」とマイクに頭を当てながら一礼。会場の笑いを誘い「まちゃあき～」と黄色い歓声が飛んだ。受賞を喜んだものの「何でだろうか」と考えたという。これまで「“大きく見せたい”“立派に見せたい”と、自分に洋服を着せていたことがあった」が、78歳となり「原寸大の自分で生きていけると凄いんじゃないかと思えるようになった。“素の自分”を表現できたら良いなと思いました」とコメント。最後に「“まちゃあき”という年齢じゃないので“堺さん”と呼んでいただけたらというのが願望」と願った。

　羽根田は、東京五輪で銅メダルを獲得。5度目の出場となったパリ五輪は惜しくも決勝を逃したが、日本カヌーの第一人者としての活躍が選考理由となり「肌のコンディショニングに気を付けていて、本当にうれしく思います」とコメント。「1カ月前、オリンピックに自分も出ていたことがまだ信じられない。自分の力を精一杯出せた素晴らしいオリンピックだった。選手の皆さんと情熱を共有できた最高の五輪だった」とパリ五輪を振り返った。

　現役時代と変わらないバイタリティーでサッカーの普及やバラエティー番組など幅広い活躍を続ける武田。大人のかっこよさ、健やかさ、美しさを兼ね備えた人に贈られる賞に、「去年、白いスーツの人がいなかったので、白で来ました」と決めポーズでアピールし、「健康は自分で責任を持ってコントロールするということをアピールしたい」と喜びを語った。武田が一番に喜びを伝えたいのは、今年5月になくなった中尾彬さん。中尾さんも昨年同賞を受賞していて「僕がここに立てるのも中尾さん…特別な思い。中尾さんにたいなカッコイイダンディーな男性を目指したい」と思いを伝えた。

　川崎はソフトバンクからメジャーリーグ挑戦、現在は独立リーグで活躍。長年野球界で野球の楽しさを発信し続けている。トロフィーを高々と掲げてファンに手を振りながら「これを取るのが夢だった。今日はたまらない気持ちで来ました」と興奮気味。「13時から試合なんですけど、こっちに来ました。この後試合行きます！」と宣言すると、会場からは拍手が湧いた。今後について「まだまだ（野球が）大好き。若い選手とやるのも元気をもらう。40代らしい必死なプレーを見せたいとお思います」と熱い思いを伝えた。

　また、特別賞も受賞した大谷の紹介があると、本人の登場を期待したのか、会場からは「キャ～」と歓声が飛んだ。大谷のパネルが登場し「ありがとうございます。いつも応援してくださる全ての方々に感謝しています」とVTRで喜びを伝えると、コメントを求められた川崎は「野球界で一番給料をもらっている男。あともうちょっとしゃべってほしかった。ベース一周ぐらいだもんね、一分ぐらい声が聞きたかった」と冗談を言いつつ「とんでもないスーパースターになっています。（会場に）来たのかなと思った…さすがにね…」と笑った。試合中の大谷に向け「今日は打ちそうですね！」と期待を込めた。