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池波志乃 中尾彬さん死去後初の公の場 目を潤ませ思い出振り返る「へこたれていたら怒られちゃうな」

スポニチアネックス / 2024年8月31日 13時48分

<池波志乃トークショー>トークショーに臨んだ池波志乃(撮影・郡司 修)

 健康と美容に関連するサービスや商品の展示会「第24回JAPANドラッグストアショー」が31日、東京ビッグサイトで開催され、女優でタレントの池波志乃(69)が「スペシャルトークショー」を行った。今年5月に夫の中尾彬さん(享年81)が亡くなってから初の公の場となった。

 芸能界のおしどり夫婦として知られていたが、中尾さんは5月16日、心不全のため都内の自宅で死去。「今日は中尾さんが亡くなって115日目。“終活”をしていたので覚悟はしていたのですが、急に逝ってしまったものですから、少ししょげておりました」とコメント。CM撮影や番組収録は行ったものの、公の場に登場するのはこの日が初めて。「緊張しています」と丁寧に言葉を紡いだ。

 中尾さんはマフラーやスカーフを首元からぐるぐる巻きにする“ねじねじ”がトレードマークだったが、池波は「メガネが好きだった。“ネジネジ”は仕事上」と告白。中尾さん死後、池波がメガネの数を数えると「100近くあった」という。中尾さん愛用のメガネは「そのままは使えないのでレンズだけ変えてもらったり、お友達スタッフにお分けしたりした」と明かした。

 この日着用したメガネは中尾さんに買ってもらったもの。中尾さんから一度も指輪やアクセサリーをもらったことはなかったといい、いつももらうのはメガネ。「指輪は持っていないので、洋服に合わせて買ってもらったメガネをしてきました。(中尾さんを)連れてきてあげようかなとメガネしてきました」と話した。

 外にいるときは「中尾さん」と呼び、「半分仕事仲間、あと半分は同志」と池波。昨年の授賞式に出席した中尾さんの映像が会場で放映されると、目を潤ませながら、画面に優しいまなざしを向けた。「中尾さんのおかげでここに呼んでもらっている。最初はしょげていたんですけど、頑張らなきゃいけないなと思った。中尾さんは頑張ったまんま逝ってしまった。私がへこたれていたら怒られちゃうなと思って、後始末している内に元気に…使命感で頑張れちゃった」と心境を告白。

 気丈に振る舞う池波だが「最初は何も食べたくなかった。(体重が)10キロ以上落ちた。やばいと思った」と精神的にも肉体的にも追い詰められていた。「(食事を)作るって反応があるから作るって言うのが分かった。反応がないと作るのに萎えてしまう。どうやったら一人前を美味しく作れるかを研究していたら、元気になった」と振り返る。中尾さんが生前、食べたものを約20年間記した“料理日記”を基に「真似して書いています。残してくれたノートに」料理や材料を書き留めながら、中尾さんとのつながりを感じ続ける。

 「誰にも迷惑をかけてはいけない。弱いところは見せない方が良い。頑張って…体力的に無理だと思ったら、最初からお受けしない」という役者魂を貫いた中尾さん。「ここだけの話、“体調悪くても誰にも言わないでしらん顔しているのが役者だ”という思いがあったので、(実は)たくさん手術とかしてきた」と告白。最後は「身体の中が弱ってしまっていた。最後まで頑張っていた。本人は思い通りに逝けたと思います」と最期を振り返った。

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