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大谷翔平 史上初43本塁打&43盗塁!40―40に続きまた同日達成 年間51ペースで50―50も視野

スポニチアネックス / 2024年8月31日 13時58分

8回、左越えソロを放ち、T・ヘルナンデス(手前)からひまわりの種で祝福を受けるドジャース・大谷(撮影・西尾 大助)

 ◇ナ・リーグ ドジャース10-9ダイヤモンドバックス(2024年8月30日 フェニックス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が30日(日本時間31日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場。死球で出塁した2回に今季43個目の盗塁となる二盗を決めると、第5打席で2戦ぶりの一発とする今季43号。大リーグ史上初の43本塁打&43盗塁を達成した。大谷は4打数2安打1打点で2位ダイヤモンドバックスとの大一番で逃げ切り勝利に貢献。重要な4連戦初戦に先勝してゲーム差を5に広げた。

 9―5とリードが広がった8回2死走者なしで大谷が豪快な一発を放った。4番手右腕シーウォルドとの対戦。カウント0―2と追い込まれたが、3球続いた速球を32度の角度で高々と左方向へ打ち上げると、打球は380フィート(約115.8メートル)地点の左翼席最前列へ飛び込んだ。大谷は右手を高々と上げてダイヤモンドを一周すると、ベンチではナインの祝福を受けた。

 ダイヤモンドバックスの本拠チェース・フィールドでは初本塁打。今月17日のカージナルス戦で本塁打を放って全30球団から本塁打を放っているが、球場別では日本選手最多の29球場制覇弾。現本拠ではグレート・アメリカン・ボール・パーク(レッズ)、シチズンズ・バンク・パーク(フィリーズ)、ローンデポ・パーク(マリーンズ)と残り3球場となった。23日のレイズ戦で1盗塁、サヨナラ満塁弾を放って史上6人目の40本塁打&40盗塁を決めており、43本塁打&43盗塁もまたも同日達成となった。

 初回は昨季17勝、今季も10勝を挙げ、過去5打数無安打4三振に抑えられている右腕ゲーレンとの対戦。敵地ファンからは大ブーイングを浴びせられて打席に向かった。初球の速球を狙い打つと、114マイル(約183.4キロ)の痛烈な打球が右翼線に飛び、悠々と二塁に到達した。ベッツの遊ゴロで三塁に進むと、右手中指骨折から4試合ぶりに先発復帰した3番フリーマンが左越えに先制2ランをたたき込んだ。しかし、先発カーショーがその裏に1死一、三塁から適時打を許すと、満塁から犠飛を許して同点とされた。

 3―2と1点を勝ち越して迎えた2回無死一、三塁の第2打席は死球を受けて騒然となった。初球の内角直球が大谷の右肘を直撃。昨年手術を受けてリハビリ中の右肘には防具をつけていたが、大谷は表情をゆがめ、球場は騒然となった。続くベッツが満塁から犠飛を打ち上げ、リードを2点に広げた。1死一、三塁となったところでフリーマンの打席で大谷がスタート。ゲーレンの投球がワンバウンドとなって捕手は投げられず、悠々と43盗塁目が記録された。

 第4打席は5―5の6回2死三塁の場面。対大谷対策で左腕マンティプライが投入された。カウント1―2からの4球目が暴投となり、大谷は三塁走者のマンシーに「ゴー!」と大声で指示。マンシーが生還して勝ち越したが、大谷はカウント2―2からのカーブにバットが空を切って空振り三振に倒れた。

 28日のオリオールズ戦の初回に今季4度目、通算10本目の先頭打者弾となる42号を放つと、3、5回にそれぞれ盗塁を決めて盗塁数も42に伸ばし、1998年アレックス・ロドリゲス以来、史上2人目となる「42-42」を達成した。29日のオリオールズ戦は5打数無安打で3戦ぶり無安打に終わったが、ダイヤモンドバックスとの大一番で結果を残した。

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