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大関獲りの大の里は白熊と充実の三番稽古も原点回帰を強調「基本もしっかりと」

スポニチアネックス / 2024年8月31日 15時6分

白熊を圧倒する大の里

 成績次第では大関昇進の可能性がある関脇・大の里(24=二所ノ関部屋)は31日、茨城県阿見町の同部屋で新入幕の白熊と連続で11番取って7勝ち4敗。最初の2番は相手十分の左上手を許して連敗したが、その後は立ち合いを修正して相手有利の形を作らせないなど徐々に持ち味を発揮。激しい当たりから右を差し込んで一気に出る必勝パターンも披露した。

 夏巡業に参加し疲労もたまる頃だが「やるべきことはできています」と表情を明るい。名古屋場所後は巡業に出ていたので、番付発表後の27日からは2カ月ぶりに部屋での稽古を再開。二所ノ関部屋はもともと基礎運動の時間を多めに費やしている。巡業ではどうしても疎かにしてしまうため、師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)から「すり足が足らない」と指摘された。この日もすり足などを入念に行う「巡業では相撲を取ることがメインになってしまったが、基本もしっかりやっている。広い稽古場なので、有意義にやっていきたい」と意欲を見せた。

 大学の1学年先輩で良き兄弟子の白熊も成長著しく三番稽古では力と力の迫力ある攻防があった。「(上手を)取られたら強いですし、いい稽古ができています。切磋琢磨(せっさたくま)してやっていければ」と共闘への思いは強い。名古屋場所は連敗スタートから徐々に持ち直し9勝6敗と入幕から4場所連続で勝ち越し。それでも「最後は良く勝ち越せたけど、9番と10番の差は大きいという見方もある。2桁勝つことも大事なので、そのうえでしっかりと先のことを考えて取り組んでいきたい」と1勝の重さを痛感している。年に1回の名古屋は暑さもあって苦しんだが、今度は5月で優勝した東京。「思い切ってやることが大事。初日の入りを意識して調整したい」と大事な場所への思いを述べた。

 

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