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白熊に地元ゆかりの火祭りの化粧まわし贈呈 地元須賀川市で十両優勝・新入幕祝賀会

スポニチアネックス / 2024年8月31日 19時53分

地元に伝わる「松明あかし」の化粧まわしの前で記念撮影に収まる二所ノ関親方(左)、白熊(左から2番目)

 大相撲の人気力士、白熊(25=二所ノ関部屋)の「十両優勝・新入幕祝賀会・化粧まわし贈呈式」が31日、出身地の福島県須賀川市で開催された。

 白熊は名古屋場所で12勝3敗の成績で十両優勝を果たし、秋場所(8日初日、東京・両国国技館)では福島県で戦後9人目となる幕内力士となった。この日は師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)、大寺正晃須賀川市長、白熊の父・高橋健一さん、母・則子さん、妹・未来さん、後援会関係者ら約200人が出席。

 冒頭で師匠の二所ノ関親方が「皆様の応援が伝わって先場所十両優勝ができました。白熊は春先は冬眠していましたが、先場所は稽古に向かう姿勢もがらりと変わってきて稽古量も増え、別人のような前に出る相撲で十両優勝しました。白熊は鍛錬、耐えて強くなる、日本刀のような鋭い切れ味が出てくるような男です。これからも、鍛錬を重ねていいご報告ができるように、後輩の大の里のように地元で優勝パレードができるようにこれからも応援よろしくお願いします」とあいさつ。続けて「あと1週間、良い調整をして、新入幕で9勝で敢闘賞をもらえなかったぼくの鬱憤を晴らしてほしい」と期待した。

 会場内から祝福と激励の声が飛ぶなか、白熊は「さらなる結果を残して皆様に恩返しするしかない。来場所は10勝ちする気持ちで臨み結果を残し、あわよくば優勝したい」と意気込み、大きな拍手を浴びた。

 この日は須賀川白熊後援会から「松明あかし」がデザインされた鮮やかな化粧まわしが贈呈された。「松明あかし」は須賀川市に430年以上も続く日本三大火祭りのひとつで毎年11月の第2土曜日に開催。重さ3トン、長さ10メートルに及ぶ30本の巨大松明を若い衆が山に運び、真っ赤な炎に包まれる光景が壮観な伝統的な祭り。白熊は「とても格好いいし、早く着けたい。燃えたぎるような闘志で観客を熱狂させたい」と述べた。

 

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