杉村太蔵が投資家目線で…次期総理になれば「日経平均7万円いく」人、「全財産銀行に移したくなる」人

杉村太蔵

　元衆院議員でタレントの杉村太蔵氏（45）が31日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」に出演。9月の自民党総裁選について語った。

　スタジオメンバーの中では、高市早苗経済安保相に期待する声が多く、杉村も「僕も高市さん好きですよ」と語った。「投資家の観点からいくと、高市総理が誕生したら、日経平均株価7万円いきますね」と予想。「逆に、石破総理になったら全財産、とりあえず銀行に移しますね」とぶっちゃけた。

　「投資家視点では、高市さんの経済政策のほうがいい。簡単に言えば、アベノミクス。安倍晋三さんの政策の継承者ですからね」と説明。

　石破氏については「新しい資本主義が分からない、って言ったんですよ。ってことはアベノミクスも分かってないでしょ？ってことですよ。この十何年やってる日本のマクロ経済を分かってないってことですか？と。分からないっていうのはどういうこと？反対だっていうなら分かるけど…分からない人が総理になるとほんとにキツイ。投資家としては何が起こるか分からないから、一旦回収する」と不安を口にした。

　「もう若手を育てる立場になってくださいよ。（総裁選に）5回チャレンジするってなると、いつまでも若手にチャンスが来ないよ」と石破茂氏への思いを吐露。これに、元衆院議員の金子恵美氏も「石破さんは5回もやってる間に、幹事長職もやっていながら、相変わらず仲間がいなくて20人の推薦人集めに困ってるって、今まで何やってたんだって話になるし…」と続いた。

　さらに、「石破さんが幹事長の時に相談に行ったら、“それは幹事長の仕事じゃないから違う所に行け”って。聞くことをしてくれない人には若手や部下は、この人のために一生懸命に仕事をしようとはならない」と振り返った。

　杉村も「組織の悪いところを、外で“こんな悪いところだ！”って言ったら、そら国民にはウケる。でも自分の組織の悪いところは、組織内で言って変えるべき。外で言うと、そら身内はおい！ってなる。そこが党内で人気がないところ」と、国民人気との落差について解説していた。