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巨人・戸郷翔征 悪夢の降板に「悔しいです」 5回まで1安打8K零封も6回サトテルに逆転3ラン被弾

スポニチアネックス / 2024年8月31日 20時10分

<神・巨22> 6回2死一、二塁、佐藤輝の逆転3ランを浴び肩を落とす戸郷(撮影・大森 寛明)

 ◇セ・リーグ 巨人―阪神(2024年8月31日 甲子園)

 巨人の戸郷翔征投手(24)が31日の阪神戦(甲子園)で今季22度目の先発登板。無失点投球を続けていた6回、佐藤輝に逆転3ランを浴びるなど一挙4失点して降板し、3年連続2桁勝利となる今季10勝目を手にすることはできなかった。

 7月12日のDeNA戦(東京D)から6試合連続、今季10度目となる大城卓とのバッテリー。チームにとっては29日ぶりの首位再浮上から最初の試合となった一戦で、今季初のスライド登板に臨んだ。

 登板前の初回に味方打線が2点先制。その裏、2死から三塁・門脇の悪送球で一気に二塁進塁を許したが、大山を打ち取って無失点で立ち上がった。

 初回から151キロを計測。2回には前川を今季最速タイの152キロで三振斬りするなど3者連続三振に仕留めると、3回には木浪に打たれた初安打と近本への四球で1死一、二塁とされるも後続を断ち切った。

 2回以降は立ち直った相手先発右腕・才木との投手戦となったが、戸郷は躍動感のある投球フォームからキレのある速球と得意のフォークボールを駆使して凡打の山を築き、5回終了時点で1安打無失点。木浪に打たれた3回の左前打も会心の当たりとはいえず、気合の入った投球でこの日もゼロを重ねた。

 だが、味方打線が追加点を取れず、2―0のまま迎えた6回に悪夢が待っていた。

 2死走者なしとなってから森下に中前打されると、大山に死球を与えて一、二塁。ここで打席に入った佐藤輝に低めの150キロ直球を左中間スタンドに運ばれる逆転3ランを被弾した。

 一気に形勢逆転となると、さらに前川、梅野、木浪と、佐藤輝の一発から4連打でもう1失点。ここで阿部慎之助監督(45)がたまらずベンチを出て投手交代を告げた。

 戸郷の投球内容は5回2/3で打者26人に対して98球を投げ、6安打4失点。9三振を奪い、1四球&1死球を与え、直球の最速は152キロだった。

 戸郷は8日の広島戦(東京D)、14日の阪神戦(東京D)と自身初の2試合連続完封勝利。阪神戦は今季初となる中5日での登板だったが、9回を無四球8奪三振に抑えた。中5日登板での白星は2020年8月20日の阪神戦(東京D)以来11戦&1455日ぶりだった。

 前回登板した22日の広島戦(東京D)では、3試合連続完封目前の9回1死から追いつかれて5安打1失点で降板。巨人では2018年9~10月の菅野智之以来6年ぶりで、巨人の投手で24歳シーズン以下での3試合連続完封は1989年斎藤雅樹(24歳シーズン)以来35年ぶりの快挙となるところだったが、それを逃した。チームも1―1で突入した延長10回に3番手右腕・ケラーが1失点。痛恨の黒星を喫していた。

 ▼戸郷 野手の方が先制してくれたのに、そのリードを守りきれなくて悔しいです。逆転を願ってベンチで応援します。

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