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【パリ・パラリンピック】女子走り幅跳びで高桑早生が5位 第一人者・中西麻耶は最後のパラ出場で7位

スポニチアネックス / 2024年8月31日 20時26分

 ◇パリ・パラリンピック第4日 陸上(2024年8月31日 フランス競技場)

 陸上の女子走り幅跳び(義足・機能障害T64)でパラリンピック4度目出場の高桑早生(32=NTT東日本)が今季自己ベストの5メートル04をマークし、5位に入った。5度目の出場となった中西麻耶(39=鶴学園ク)は4メートル91で7位にとどまった。

 女子100メートルにも出場する高桑は2回目に4メートル89、5回目に4メートル90と今季自己ベストを更新。最終6回目に5メートルを超える跳躍を見せ、16年リオデジャネイロ大会に並ぶ5位に入賞した。一方、中西は1回目の跳躍で4メートル91を跳んだが、その後は5回の試技で4回がファウルに終わり記録を伸ばせなかった

 中西は最後のパラリンピックと位置付けてパリ大会に臨んでいた。21歳のときに仕事中の事故で右足の膝から下を切断。大分・明豊高時代にはインターハイにも出場したソフトテニスを断念して陸上に転向し、第一人者の地位に上り詰めた。当時は珍しかった海外拠点での練習や、活動費を捻出するためのセミヌードカレンダーなどで批判を浴びながらも結果を更新し続け、20年にはアジア記録を5メートル70まで伸ばした。だが、金メダルを期待された21年東京パラリンピックは6位に終わった。

 コーチとの契約を解消し、24年で競技生活に区切りをつけると決めてプロ活動終了も宣言。今年から東広島市に拠点を移し、生花店でアルバイトをしながら友人をパートナーに練習を続けてきた。パリでは夢の6メートル台とメダルを目標に掲げ、「やりきりましたと言えるようにしたい」と完全燃焼を誓ったが、パラリンピックでは表彰台に届かなかった。

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