オリックスが3連勝 8月は月間勝ち越し 宮城が23歳初登板で8回無失点、23イニング連続無失点

＜楽・オ＞6回、無失点に抑えグラブをたたく宮城（撮影・篠原　岳夫）

　◇パ・リーグ　オリックス6―0楽天（2024年8月31日　楽天モバイル）

　オリックスが快勝で3連勝とし、8月最後の試合で月間勝ち越しを決めた（14勝12敗）。

　初回から3イニング連続で得点圏の好機を逃したが、4回に3試合ぶりに先発した頓宮の6号左越えソロで先制。さらに6回は来田の適時三塁打、7回には西川と紅林の適時二塁打で加点した。8回にも森と西川の適時打と、最後まで攻撃の手を緩めず、15安打6得点の猛攻。西川は移籍後初の1試合4安打を記録した。

　投げては8月25日に23歳の誕生日を迎えてから初登板となったオリックス・宮城が8回5安打無失点の好投。初回1死満塁をしのぎ、2回から7回1死までは無安打投球と相手を制圧した。最後は8回2死一、三塁で阿部を三ゴロに仕留めてガッツポーズ。これで自身23イニング連続で無失点とした。

　投手陣はこれで14試合連続3失点以下と抜群の安定感。3位のロッテと6・5ゲーム差に迫り、大逆転でのクライマックス・シリーズ進出へ勝負の9月に入る。