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カブス・今永が11勝目 球団新人記録更新148K 10日からは敵地ドジャース戦

スポニチアネックス / 2024年9月1日 1時30分

<ナショナルズ・カブス>11勝目を挙げた今永(AP)

 ◇ナ・リーグ カブス7―6ナショナルズ(2024年8月30日 ワシントン)

 投手にとっては難しい条件でも、最後まで集中力を切らさなかった。小雨で足場が悪くなったマウンドに苦しみながらも、カブスの今永が11勝目。前回登板からの自身2連勝に「10勝で足踏みするパターンもあるので、ポンポンと来たのは前向きになれる要素」と満足そうにうなずいた。

 6回3失点。初回は踏み出す右足が安定せず制球がばらつき、四球も絡み2点を失った。「自分の動きができず、こういう日だから仕方ない。相手を支配できないので6回3失点でいい」と開き直った。真骨頂は4回の3者連続空振り三振。スライダー、直球、ツーシームと全て異なる球種で、投球の幅の広さを見せつけた。2回以降は立て直して計8奪三振。今季148奪三振は、02年のマーク・プライアー(現ドジャース投手コーチ)の同147個の球団新人記録を更新した。

 9月9日(日本時間10日)からは敵地でのド軍との3連戦が控えており、次々回登板は4月7日以来2度目の対決となる可能性がある。前回は大谷に対し、空振り三振を含む2打数無安打で完勝。2時間51分の降雨中断で勝敗はつかなかったが、ド軍を4回2安打無失点に封じた。

 登板数は25試合になり、DeNA時代の19年の自己最多に並んだ。投球回は146回1/3で162回の規定到達も間近。新人王争いでも有力候補に挙がる。「無事これ名馬という言葉があるが、それが一番いい」。開幕から先発を守り続ける左腕は、残り1カ月を切ったレギュラーシーズンを完走する決意だ。チームは4連勝で貯金3。ワイルドカード圏内まで5ゲーム差と厳しい戦いは続くが、最後まで諦めない。

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