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阪神・高橋遥人、復帰から4戦4勝!「粘れていないですね」3失点は不満も…広島相手に“キラー”ぶり発揮

スポニチアネックス / 2024年9月14日 5時16分

<神・広>先発した高橋(撮影・北條 貴史)

 ◇セ・リーグ 阪神7―3広島(2024年9月13日 甲子園)

 大粒の汗を滴らせながら、阪神・高橋は懸命に腕を振った。5回2/3を4安打3失点。復帰から4戦4勝も、先頭打者に出塁を許した初回、6回がいずれも失点につながり、「粘投」の問いには大きく首を振った。

 「粘れていないですね。先頭バッターを出したらああなるなと」

 4点優勢の6回1死満塁から2点を失い、2死一、二塁で降板。それでも今季3度目の対戦となった広島相手に“キラー”ぶりを発揮し今季3戦3勝とした。バットでも2回2死一、二塁で投手強襲安打を放ち、4回1死一、三塁でも犠打を成功。21年以来、3年ぶりの「H」ランプをともすなど投打で勝利に貢献した試合後、思いをはせた人物がいた。

 入団以来、公私で親しかった秋山がこの日、今季限りでの現役引退を発表。「(引退報道を)朝見てびっくりして。今日勝ちたいなと思ったんですけど…それは関係ないかなと思って…」と高橋なりの決意を少しだけ込めマウンドに上がった。

 「投げる技術とかもアドバイスくださる。見本になるような先輩だった」。2軍ではキャッチボール相手を務めることも多かった。左肩と左手首の手術から復帰してリハビリ登板を重ねる中、試合後に自身のスマホに秋山から投球の印象や助言がメッセージとして届いていることもあった。受信時間を見れば、まさに試合中の時間。「ダメ出しもそうですけど、秋山さんは(2軍戦の)中継を見てその場でいろいろ送ってくれていた。ありがたいことだなと」

 1軍復帰直前、その秋山は高橋について、こう話していた。「初めてキャッチボールした時の衝撃を僕は知ってるんで、そこと比べるとまだまだ。でも、リハビリを頑張ってここから良くなってくる。遥人にはやっぱり頑張ってほしいんでね」

 次回は中9日で23日の巨人戦(甲子園)に向かうことが濃厚。ユニホームを脱ぐ先輩の思いも少しだけ背負い、背番号29は力の限り腕を振っていく。(遠藤 礼)

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