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大野豊氏 ピンチに動じず自分のリズムを崩さず投げる広島・常広は勝てる投手の要素を持っている

スポニチアネックス / 2024年9月16日 5時48分

<広・D>新井監督(左)と握手をかわす常広(撮影・平嶋 理子)

 ◇セ・リーグ 広島10―2DeNA(2024年9月15日 マツダ)

 【大野豊 視点】苦しんでいたチームに、孝行息子が出てきた。6連敗中という厳しい状況での初登板初先発となった常広は、5回1失点と試合をつくった。新井監督の期待通りの投球を見せたと言える。自信にしていいだろう。

 再三ピンチをつくりながらも本塁に還さない投球ができるのは、勝てる投手の要素を持っているということ。窮地でも動じず、自分のリズムを崩さずに投げることができる投手という印象を受けた。

 全投球の50%以上を占める直球は、強く投げ込めていた。その直球に次ぐ軸球と言えるのがフォーク。特に初回先頭・梶原から空振り三振を奪ったフォークは素晴らしかった。ただ落ちが悪かったり、シュート回転しながら落ちたりと、投げてみないと分からない傾向も見受けられた。腕をしっかり振れて、体も使えている。いい球を投げる確率を上げるために、あとはリリースポイント。軌道、高さの精度を上げることが今後の課題になる。

 この日は新井監督が目指す、チームとしての戦いができた。この打線のつながりを、次戦に生かしてほしい。 (スポニチ本紙評論家)

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