中日 3年連続で巨人戦のシーズン負け越し 立浪監督「何回かあった好機をものにできなかった」

＜巨・中＞8回、ベンチで戦況を見つめる立浪監督（撮影・西川　祐介）

　◇セ・リーグ　中日3―6巨人（2024年9月15日　東京D）

　中日は3年連続となる巨人戦のシーズン負け越しが決まり、今季最多タイ借金16に逆戻り。今季5戦5勝を献上する天敵・菅野に、石川昂の4号ソロを含む10安打を浴びせ5回2/33失点で降板させたが、継投でかわされた。巨人打線を4本上回る13安打を放ちながら3点差の敗戦に、立浪監督は「対菅野ということで追いつくこともできたが、何回かあった好機をものにできなかった」と悔やんだ。先発・涌井は5回3失点で勝敗付かず。右広背筋肉離れで降板した7月13日の阪神戦以来2カ月ぶりだった。