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大阪シティ信用金庫 松岡が完封勝利で3年ぶり優勝へ好発進 7回ピンチでギアチェンジ

スポニチアネックス / 2024年9月16日 4時52分

<大阪シティ信用金庫・公徳会佐藤病院>完封勝利した大阪シティ信用金庫の松岡

 ◇スポニチ主催天皇賜杯第79回全日本軟式野球大会ENEOSトーナメント第2日 大阪シティ信用金庫4―0公徳会 佐藤病院(2024年9月15日 ちゅ~るスタジアム清水ほか)

 静岡県内8球場で、2回戦16試合が行われた。大阪シティ信用金庫(大阪)は、松岡潤樹(29)の完封勝利で3年ぶりの優勝へ好発進した。

 7回1死一、三塁、この日初めて迎えたピンチで、大阪シティ信用金庫の松岡はギアを上げた。得意の直球とスプリットで後続を三振と投ゴロに抑えると、8、9回のピンチも併殺打で切り抜け、107球、10安打を許しながら完封した。

 「相手は1回戦のノーヒットノーランで勢いがある。冷静に1個ずつアウトを積み重ねることを意識した」。21年大会の優勝時はMVPを獲得。当時の経験から、連投を見据え、打たせて取る投球術を磨いてきた。その成果が16個のゴロ、5飛球という凡打の山に表れた。試合後も「持ち味は出せたが、もう少し抑えたかった」と表情は崩さない。「次も与えられたところで投げて、勝利に貢献したい」と3年ぶりの頂点へ導く覚悟を示した。

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