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森繁和氏 ロッテ・佐々木朗希の抜けるフォーク 平地でのキャッチボールで腕の振り確認を

スポニチアネックス / 2024年9月16日 5時31分

<西・ロ>7回、佐々木(左)は危険球で退場(撮影・小海途 良幹)

 ◇パ・リーグ ロッテ1―7西武(2024年9月15日 ベルーナD)

 【森繁和 視点】危険球退場になった死球も含め、佐々木の2死球はいずれもフォークが抜けたもの。直球もシュート回転する。これでは空振りが取れない。打球が前に飛べば、この日のような不運な安打も生まれる。佐々木本来の奇麗な縦回転の伸び上がるような直球なら、打者は当てるのが精いっぱい。投球の基本である直球をよみがえらせるためには、腕の振りから見直す必要がある。

 1メートル92の長身。「縦振り」のフォームで角度ある直球を投げ下ろし、そこからフォークも落とす。これが理想だ。現在の佐々木は右腕が遅れて出てくるため、体から離れてしまっている。だからボールが抜けてしまう。大切なのは平地でのキャッチボール。自分の思い描く腕の振り、球筋をしっかり確認し、その上でブルペン投球に臨んだ方がいい。

 「令和の怪物」だけに厳しく見てしまうが、これぞ佐々木、のうなるようなボールを早く取り戻してほしい。(スポニチ本紙評論家)

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