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巨人・戸郷翔征が“菅野超え”の3年連続12勝!内海哲也以来、球団11年ぶり快挙 9月は21回無失点

スポニチアネックス / 2024年9月19日 20時55分

<巨・D>8回を終えた戸郷(撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人6―0DeNA(2024年9月19日 東京D)

 巨人の戸郷翔征投手(24)が19日のDeNA戦(東京D)で今季25度目の先発登板。8回4安打無失点の好投で2022年から3年連続、自己最多タイとなる今季12勝目(7敗)をマークした。

 3年連続12勝以上は通算135勝の菅野智之も記録しておらず、球団では現在投手コーチを務める内海哲也が2011年から13年にかけて18勝、15勝、13勝して以来11年ぶりの快挙となった。

 8月8日の広島戦(東京D)から7試合連続となる大城卓とのバッテリー。

 初回、1死から牧に左前打されたが、続く佐野を一ゴロ併殺打に仕留めて無失点で立ち上がると、その裏に味方打線が3点を先取。いきなり援護をもらうと、バックの好守もあり無失点のままイニングを重ねた。

 3―0で迎えた4回には2死一塁から突然乱れて宮崎にストレートの四球、続く桑原には初球死球で満塁のピンチを招いたが、ここも無失点。すると、5回には主砲・岡本和に25号2ランが飛び出してリードが5点に広がり、その後も危なげなく8回まで投げ切った。

 投球内容は8回で打者30人に対して118球を投げ、4安打無失点。7三振を奪い、2四球&1死球を与え、直球の最速は150キロだった。

 5日のヤクルト戦(岐阜)では今季チーム初、自身2年ぶりの中4日登板も7回1安打無失点の快投で10勝目。前回登板した12日の広島戦(マツダ)でも6回5安打無失点の好投で11勝目をマークしていた。

 これで9月は3試合で合計21回を投げて無失点。月間防御率0.00で4年ぶりVを目指すチームを力強くけん引している。

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