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ヤクルト・村上宗隆が4年連続30号!神宮どよめく2打席連発で到達 29号2ランに続き逆方向へ2ラン

スポニチアネックス / 2024年9月20日 20時57分

<ヤ・中>6回、2ランを放った村上(左)はオスナと喜び合う(撮影・尾崎 有希)

 ◇セ・リーグ ヤクルト―中日(2024年9月20日 神宮)

 ヤクルトの村上宗隆内野手(24)が20日、中日戦(神宮)に「4番・3塁」で先発出場。6回に29号同点2ラン、8回には2打席連発となる30号2ランを放ち4年連続30号に到達した。

 3点を追う8回。一塁にサンタナを置いた場面で打席は村上。神宮の声援がさらに大きくなる。期待を背負った4番は相手4番手・清水の投じた2球目のフォークを振り抜くと、打球は左翼方向へ高々と舞い上がった。左翼手が打球を見送りスタンドぎりぎりに飛び込んだ30号2ラン。神宮が中日ファンの悲鳴とヤクルトファンの大歓声で騒然となった。

 2―4で迎えた6回には先頭のサンタナが三塁内野安打で出塁すると、打席に立った村上は相手先発左腕・小笠原が投じた6球目のナックルカーブをうまくすくい上げた。打球をのぞきこむように見上げた村上。右翼席中段に吸い込まれると、笑顔でダイヤモンドを1周。4年連続となる30号に王手をかける2戦連発の29号2ランに「打ったのはカーブでしたが崩されることなくしっかりと捉えることができました」とコメントした。

 試合前にはこの日の朝に起床して「携帯を開いたら達成していました」と大谷の大偉業を知った瞬間を明かした。大記録達成の映像を確認したという村上は「日本人でもやれるんだというのを証明してくれていますし、アメリカの選手でも達成できなかったとこをやっている。凄くリスペクトしています。凄いの一言ですね」と、改めて尊敬の念を強くした様子だった。

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