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ヤクルト・村上 4年連続30発 24歳シーズンでは史上初

スポニチアネックス / 2024年9月21日 5時31分

<ヤ・中>8回、2ランを放った村上(右)はサンタナと喜び合う(撮影・尾崎 有希)

 ◇セ・リーグ ヤクルト6―7中日(2024年9月20日 神宮)

 ヤクルト・村上が2打席連続で2ランを放ち、24歳シーズンでは史上初となる4年連続での30本塁打に到達した。6回無死一塁で右翼に29号を放つと、8回も無死一塁から左翼へ30号。試合は1点差で競り負けてチームの連勝は2で止まったが、本塁打&打点の2部門でリーグトップに立った。

 海の向こうから大きな刺激をもらった。昨年3月のWBCでともに世界一に輝いたドジャース・大谷が史上初の「50―50」を達成。国内プロ野球もタイトル争いが佳境を迎えており、本塁打は2位の巨人・岡本和に4本差をつけて独走中だ。

 30本の節目にも「目標はもうちょっと高いところにあったので。また明日、打てるように」と満足感はない。残り10試合で1本でも多く快打を積み上げる。(重光 晋太郎)

 ≪4年以上連続30本塁打以上は26人目≫24歳の村上(ヤ)が21年から4年連続30本塁打。4年以上連続30本塁打以上は18~23年の岡本和(巨)に次いで26人目(日本人16人目)。ヤクルトでは池山隆寛(5年=88~92年)、ペタジーニ(4年=99~02年)、バレンティン(4年=11~14、16~19年)に次いで4人目だ。24歳シーズンまでに4年連続30本塁打以上はプロ野球史上初となった。

 ≪「きらぼしDAY」始球式≫試合はヤクルトのビジネスパートナー・東京きらぼしフィナンシャルグループの「きらぼしDAY」として開催され、スワローズ公式アプリから利用できるサービス「スワローズPay」の登録キャンペーンで当選した大学生の小嶋千尋さん(23)が村上のユニホームで始球式を務めた。「神宮球場で投げられるのは光栄」と緊張の中、ツーバウンドでミットに収まった。試合前にはサイン入りグッズプレゼント抽選会が行われ、多くのファンが列をつくった。

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