DeNA 1日で4位陥落、痛恨逆転負け 宮崎劇的3ランも…10回、ウェンデルケンが佐藤輝にV弾許す

＜D・神22＞10回、佐藤輝（右）にソロを浴びたウェンデルケン（撮影・島崎忠彦）

　◇セ・リーグ　DeNA5－6阪神（2024年9月21日　横浜）

　3位・DeNAが2位・阪神に延長10回の末、5－6で逆転負け。4位・広島が巨人に勝ったため、再び4位に転落した。

　前日3位に浮上し、連勝を目指したDeNA。2回、1死満塁のチャンスを迎えたが無得点。直後の3回には先発登板した浜口が大山に適時打を浴びて先制点を献上。さらに井上にも3号2ランを浴びてこの回4点を失った。

　それでも4点を追う5回、阪神先発の青柳から代打・林が左翼線適時二塁打。さらにオースティンの適時打で2点差に詰め寄った。

　ここで阪神は2番手・島本に交代。すると、戸柱の代打で打席に立った宮崎が投手の代わり端をとらえ、値千金の左中間逆転3ラン。宮崎はNPB史上181人目となる通算150号に到達した。

　しかし、8回に登板したウィックが誤算だった。満塁のピンチをつくり、味方の失策で痛恨の同点。さらに延長10回、ウェンデルケンが佐藤輝に勝ち越し弾を浴びた。