大阪・靱公園で「見取り図盆踊り」 盛山「恒例のイベントにしたい」

「見取り図盆踊り」に登場した盛山晋太郎（左）、リリー

　新イベント「見取り図盆踊り」が21日、大阪・靱公園の靱テニスセンターで開かれ、3500人のファンがお笑い、盆踊りに興じた。

　盆踊り好きの見取り図・盛山晋太郎（38）が企画。テニスのセンターコートに設けられた特設会場で開かれた。ゲストのギャロップ、さや香、ニューヨーク、ロングコートダディら人気コンビ14組がゆかたを来て登場。ネタを披露した。

　メインは伝統河内音頭継承者の河内家菊水丸（61）が登場。盛山が「（菊水丸）師匠の髪型と一緒」と持ち上げると、菊水丸も「こんなに涼しいやぐらは初めてか」とニンマリだ。

　この日の菊水丸の河内音頭はスペシャルバージョン。歴史上の人物として「見取り図を取りあげます。これまで美空ひばりさん、藤山寛美先生、横山やすし師匠に続いて4番目」と宣言すると盛山も「自分たちの物語が…。恐れ多いです」と感激の面持ち。まずは盛山の相方・リリー（40）の「リリーの物語」を一節。「♪岡山、和気で産声をあげ～」。続いて盛山の生い立ちから「盆踊りが好きで～」と歌い上げた。最後は盛山作の「もりちゃん音頭」で締めくくった。

　イベント後、リリーは「盆踊りとお笑いは相性100％」と感想。盛山は「360度がお客さんというのはなかった。来年も？もちろん、恒例のイベントにしたい」と意気込んでいた。