ソフトバンク・山川 通算250本塁打が反撃のろし弾「今日はバットを上から」お立ち台で技術論?熱弁

＜ソ・楽＞お立ち台で笑顔の山川（左）と柳町（撮影・成瀬　徹）　

　◇パ・リーグ　ソフトバンク3xー2楽天（2024年9月21日　みずほペイペイ）

　ソフトバンクの山川穂高内野手（32）が7回に32号ソロを放ち、史上70人目となる通算250本塁打を達成した。

　2回は四球、4回は申告敬遠と勝負できなかった主砲が、7回に爆発した。先頭で迎えた7回、カウント1－1からの3球目、低めの変化球をすくい上げた。

　左翼席中段に突き刺す32号ソロ。「完璧に捉えることができた」と9試合ぶりのアーチをかみしめた。「どすこいポーズ」を決めると、通算250本塁打の記念ボードを誇らしげに掲げた。

　お立ち台では「今日はバットを上から出そうと思っていた」と技術論を披露。「実際、上からは出てないですけど、自分の感覚で、こうやって、こう、打ちました」と身ぶり手ぶりで熱弁した。

　32号ソロで通算250本塁打に到達。打点も94とし、19年以来5年ぶりの大台100打点に、あと6に迫った。「（今季、本塁打は）もうちょっと打てたかなと思う。もうあとちょっとなので、めっちゃ頑張ります」とラストスパートへ、気合を入れ直した。