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ソシエダ久保 今季初のトップ下で好機演出もスコアレスドロー…チームは4試合連続無得点

スポニチアネックス / 2024年9月21日 22時59分

Rソシエダードの久保(ロイター)

 ◇スペイン1部 Rソシエダード0―0バリャドリード(2024年9月21日)

 スペイン1部レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(23)が21日、敵地でのバリャドリード戦で2試合ぶりのスタメン出場。今季初のトップ下起用でピンチから一気にチャンスへと局面を変える絶妙スルーパスなど見せ場をつくるも、味方が好機を決めきれず。久保は後半36分に途中交代となり、試合も0―0の引き分け。チームは4試合連続の無得点に終わった。

 前節マジョルカ戦でベンチスタートだった久保は2試合ぶりに先発復帰。今季1勝1分け4敗と低迷しているとあってアルグアシル監督はシステムを4―4―2に変更。久保は今季初めて中盤トップ下での起用となった。

 まずは前半10分、相手ゴール前でボールを奪うと、強引なドリブル突破で守備陣を切り崩し好機を演出。同28分には自陣コーナーキックの守備から相手に体をぶつけられ左サイドへ流れながらもボールをキープし、前線へ絶妙スルーパス。ピンチから一転してチャンスへと繋げる“魔法のようなビッグプレー”が飛び出したが、FWベッカーが決定機を決められず。シュートを打つまでに少し時間をかけてしまったため、戻ってきた相手DFにブロックされゴールを逃した。

 0―0のまま前半を終えると後半11分、ペナルティーエリア内左でボールを受けた久保がドリブルを仕掛けゴールに迫るも飛び出してきた相手GKに防がれ得点ならず。同17分には右サイドからドリブルでエリア内に進入し、相手2選手の間を通す絶妙パス。しかし、ベッカーのシュートは無情にもクロスバーに阻まれてしまった。

 試合は互いに決定力を欠き0―0のドロー。久保は後半36分に途中交代。何度か好機を演出するもチームは4試合連続無得点。今季2勝目はまたもお預けとなった。

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