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地元の佐世クラブ、松江ブリッジが快勝 全日本軟式野球大会1部開幕

スポニチアネックス / 2024年9月22日 4時51分

完封し勝利に貢献した松江ブリッジ・廣江      

 スポニチ主催高松宮賜杯第68回全日本軟式野球大会1部第1日は21日、松江総合運動公園市営野球場など島根県6会場で、1回戦16試合が行われた。地元佐世クラブ(開催地)が大迫マリナーズ(岩手)を3―0で破り、初出場のREDBULL KYOTO(京都)は5―0古河電工(千葉)を、松江ブリッジ(島根)は1―0でブルーエンジェル(長崎)を下し2回戦進出。大和スピリタス(神奈川)、ブラックオーシャンズ(広島)なども勝ち上がった。22日は、2回戦8試合と準々決勝4試合が行われる。

 ≪初出場のREDBULL KYOTOが初勝利!中井7回零封≫REDBULL KYOTOのエース左腕、中井健介(32)が7回3安打無失点の好投で初出場初勝利に導いた。6回まで両者無得点の投手戦が続いた中、7回に代打・林壮哉(28)からの3連打で2点を先制し均衡を破り、8回には代打・村田陸(30)が左翼線を破る2点適時二塁打を放ってダメを押した。代打攻勢が見事に決まったことに加え、得点圏に走者を背負った3、7回の窮地を好守で防いだ堅守も光り、杉田星監督(32)は「ミスも出たが、守備のチームなので」と胸を張った。

 <松江ブリッジ 広江、雨の中完封勝利>相手ミスから奪った1点を守り切り、接戦を制した。雨が降りしきる中、先発した広江弘平(28)が3安打に抑え込んだ。終盤は雨の影響から手が滑って制球に苦しんだが「ベンチとスタンドの声援が力になった」と最後まで投げ抜いた。チームを率いて50年になる山尾守監督(80)は「チームワークはどこにも負けません」と結束力を勝因に挙げた。

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