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ソフトバンク 山川「完璧に捉えられた」自画自賛の一撃で通算250本塁打

スポニチアネックス / 2024年9月22日 6時3分

<ソ・楽>通算250本塁打のボードを掲げる山川(撮影・成瀬 徹) 

 ◇パ・リーグ ソフトバンク3―2楽天(2024年9月21日 みずほペイペイ)

 確信した。0―2とビハインドの7回無死。1、2打席は四球、敬遠と勝負を避けらていたソフトバンクの4番・山川のバットが重苦しい空気を切り裂く。滝中の内角低めのフォークを「完璧に捉えられた」と左翼中段へ。史上70人目となる通算250号、919試合での到達は落合博満、秋山幸二、田淵幸一に次ぐ日本人4位のスピード記録だった。

 「低めのボールくさい球ですけど、あれが打てるともっと本数も増えていくと思う」

 10日の楽天戦で31号を放って以来、9試合ぶりの一発。前日20日のオリックス戦の映像を見て「上からつぶしにいった方がバックスピンがかかりやすい」と直感。打撃練習で試し、手応えを得ていた。9回1死二塁でも敬遠され勝負されたのは1打席だが、少ないチャンスを生かした。

 貪欲に学ぶ。試合前に通算868本塁打の王貞治会長と約15分間、ベンチ内で「自主トレはなにをしましたか?」と質問攻めした。「凄い人が1、2月になにをしたか知りたかった。聞くのはタダですから(笑い)」。小久保監督や元監督の秋山幸二氏らを見つけては、人懐っこい笑顔で飛び込んでいく。

 マジックは2。きょう22日に優勝が決まる場合、ナイターの日本ハム戦の結果待ち。試合後の移動で胴上げはなしとなるが「優勝は優勝」と山川は気にとめない。あくまでも、最速の頂点を狙う。 (福浦 健太郎)

 ○…山川(ソ)が21日楽天戦の7回に滝中から今季32号を放ち通算250本塁打を達成した。プロ野球70人目。初本塁打は西武時代の14年9月15日楽天戦で辛島から。通算919試合目での到達は歴代7位のペースで、日本人に限れば87年落合博満(中)の878試合を筆頭に4位の速さだ。

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