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砂村光信氏 若手増で心配…相手を元気づける“サイン”徹底排除の文化引き継がれていない

スポニチアネックス / 2024年9月22日 4時23分

<日本・フィジー>フィジーに敗れ肩を落とす日本代表(撮影・亀井 直樹)

 ◇ラグビー アサヒスーパードライ パシフィック・ネーションズカップ2024決勝 日本17-41フィジー(2024年9月21日 大阪・花園ラグビー場)

 【砂村光信 視点】サモア戦ではいわば奇襲先発だったFB李承信が機能したが、現代ラグビーは1週間もあれば分析されてしまう。サモア相手には李が絡んだループパスが有効だったが、フィジーにはパスの先をつぶされ、超速ラグビーが機能しなかった。まだ防御の整備にしっかり着手していない今の日本代表では、ある程度はトライを取らなければ勝てない。攻撃では対策の上を行く引き出しにも乏しく、現時点での地力差を見せつけられた結果となった。

 気になったのが時間が進むに連れて、キツそうな表情を見せる選手が多かったこと。前回エディーHC体制の12~15年は相手を元気づける“サイン”を徹底的に排除するよう指導されていたが、若い選手が増え、そうした文化が引き継がれていない面は心配だ。リザーブでインパクトを残した選手も少なく、選手層の強化も発展途上と言える。秋に向けては姫野、松島ら以前の主力がどんな進化を遂げ、代表復帰するかに注目したい。(元U―23日本代表監督)

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