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復帰2場所目の序二段・炎鵬が6勝締め 同郷の大の里と幕内で対戦することを「目標の一つに」

スポニチアネックス / 2024年9月22日 7時3分

冨蘭志寿(左)を押し出しで破る炎鵬(撮影・郡司 修)

 ◇大相撲秋場所14日目(2024年9月21日 東京・両国国技館)

 元幕内で脊髄損傷の大ケガによる長期休場から復帰2場所目の西序二段31枚目・炎鵬(29=伊勢ケ浜部屋)が、西序二段29枚目の冨蘭志寿(ふらんしす、26=式秀部屋)を下して6勝1敗で今場所を取り終えた。

 低く当たって下からハズ押しで攻め、相手の右腕を手繰って崩して横から攻めて押し出した。「よく見て落ち着いて取れたかなと思います」。6番相撲で敗れて全勝は逃したが、最後は納得の内容だった。「まずは無事にケガなく7番取り終えたことがよかった。番付も上がったし(復帰)2場所目だし、先場所とは違う感情。攻めの速さとか技とかレベル上がってくるので、そこで戦えるような状態を作り上げていかないといけない」。三段目まで番付を戻す来場所へ、さらなる成長を誓った。

 同郷・石川県出身の関脇・大の里(24=二所ノ関部屋)が2度目の優勝を果たし、史上最速大関昇進が決定的な状況に。

 炎鵬は、大の里が初土俵を踏んだ昨年夏場所で脊髄損傷の大ケガを負って長期休場が続いたため対戦はこれまで1度もない。「今は番付が違うけど、そういう日が来ることを目標の一つに持ってやっているので励みになる」。大の里と対戦できる番付まで戻ることを見据えた。

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