【Xゲーム】白井空良が悲願の初優勝 パリ五輪4位の鬱憤晴らす スケボー男子ストリート決勝

＜Xゲームズ千葉大会最終日＞スケートボード男子ストリート決勝、トリックを決める白井空良（撮影・小海途　良幹）

　◇Xゲーム千葉大会最終日（2024年9月22日　幕張メッセ）

　スケートボード男子ストリート決勝が行われ、東京、パリ五輪連続代表の白井空良（ムラサキスポーツ）が94・66点で優勝した。Xゲームでは2度の3位が最高だった白井は、悲願のXゲーム初制覇。2位に根附海龍（DC　Shoes）、3位にパリ五輪代表で14歳の小野寺吟雲が入り、日本勢が表彰台を独占した。

　白井は暫定2位で迎えた3本目に高難度の技を含む45秒間のランをフルメークし逆転に成功。東京五輪では予選落ち、メダルの有力候補として臨んだ今夏のパリ五輪は直前に体調を崩すアクシデントがありながらも4位。惜しくもメダルには届かなかったが、鬱憤（うっぷん）を晴らす優勝となった。