ヤクルトドラ1右腕・西舘が右肘痛再発でトミー・ジョン手術「何度も繰り返して手術することに」と高津監督

ヤクルト・西舘

　ヤクルトのドラフト1位右腕・西舘昂汰投手（23）が右肘じん帯再建手術（通称トミー・ジョン手術）を受けたことが21日、明らかになった。高津監督が手術を数日前に受けていたことを明かし「（右肘痛を）何度も繰り返して、結果的に手術することになった。セカンドオピニオンも受けて本人の気持ちも整理して、それからの手術になった」と経緯を説明した。ここから長期のリバビリを乗り越え、実戦復帰、1軍の舞台を目指す。

　即戦力として期待され専大から昨秋のドラフト1位でヤクルト入り。1月の新人合同自主トレ中に右肘痛を訴えて、2月のキャンプも別メニュー調整を続けた。6月9にイースタン・リーグの西武戦で初実戦。1軍デビューを目指して実戦経験を積み、5試合に登板して1勝1敗、防御率5・00という成績を残していたが、8月13日の同リーグ西武戦を最後に実戦から遠ざかっていた。