ソフトバンク V決定は23日以降に 大阪移動で待機の中…2位・日本ハムがオリックスに勝利

＜ソ・楽24＞勝利し笑顔でナインを迎える小久保監督（左端）（撮影・岡田　丈靖）

　マジックを「2」としていたソフトバンクは22日、みずほペイペイでのデーゲームで楽天に11―5で勝利。マジックを「1」とした。2位・日本ハムがオリックスに3－2で勝ったため、ソフトバンクの優勝は最短で23日に。ナイターで行われるオリックス戦に勝てば、日本ハムの勝敗問わず4年ぶり22度目（1リーグ時代を含む）のリーグ優勝が決まる。

　午後1時から始まった楽天戦では、初回に1点を先制すると、2回には育成出身・川村のプロ初本塁打となる2ランなどで一挙5点。3点差に詰められた5回は中村晃の中前適時打などで2点を加えてリードを広げ、7回には甲斐の左前適時打で2桁10点目。後半、着実に得点を重ねて快勝し、マジックは1減って「1」となった。

　試合後、小久保監督やナインらは23日に行われるオリックス戦に向けて各自で大阪へ移動開始。小久保監督は午後5時前に球場を出発し、空路で大阪へ。19時30分前に大阪市内のホテルへ移動した。読書しながら、速報で日本ハム－オリックス戦の状況は確認していたといい「気持ちは別に、一緒。変わらずや」と語った。

　午後6時開始のナイターでは、日本ハムがオリックスに逆転勝ち。この結果を受け、ソフトバンクのマジックは「1」のままで、優勝決定は23日以降に持ち越された。