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ロッテ佐々木朗希が自己最多タイ9勝目「次につなげることができて良かった」 7回2失点、毎回10奪三振

スポニチアネックス / 2024年9月22日 21時7分

<ロ・西>2回以降は立ち直りを見せる佐々木(撮影・篠原岳夫)

 ◇パ・リーグ ロッテ7―2西武(2024年9月22日 ZOZOマリン)

 ロッテの佐々木朗希投手(22)が22日の西武戦(ZOZOマリン)に先発し、7回、107球を投げ4安打2失点に抑え、22年の自己最多に並ぶ9勝目を挙げた。10三振を奪い、5月17日の日本ハム戦(ZOZOマリン)以来、今季3度目となる2桁奪三振をマークした。

 初回に2点を失ったが、しっかりと修正した。2回に3者凡退で切り抜けたが、決め球は3人ともスライダーだった。この回の15球中、直球は6球、フォークは3球で、6球がスライダーだった。直球、フォークボールにスライダーを交え、2回以降はわずか2安打。直球は最速159キロにとどまったが、10三振を奪い、「とりあえず勝ってる状態でなんとか次につなげることができて良かったです」と広報を通じてコメントした。8回は横山、9回は国吉が抑えた。

 打線も佐々木を援護。同点の2回に藤岡の中犠飛、ポランコの左中間適時二塁打で2点を勝ち越し。3回、4回にも得点を重ね、佐々木の投球を楽にした。8試合ぶりの2桁安打となる13安打で7点を奪った。

 佐々木は前回15日の敵地での同戦では、野村大の頭部に死球を当てて初の危険球退場となり、6回0/3を5安打4失点(自責点3)で5敗目となったリベンジに成功した。

 チームにとっても大きな1勝だ。この日のデーゲームでクライマックスシリーズを争う4位の楽天がソフトバンク敗れたため、その差は2.5ゲームに広がった。佐々木も最低1試合は登板機会がある。2桁勝利を挙げ、チームをCSに導くために腕を振る必要がある。

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