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巨人・坂本勇人 3度の得点圏で中飛、二飛、二飛…6回途中交代 阪神に1差と迫られ「申し訳ないです」

スポニチアネックス / 2024年9月22日 21時25分

<神・巨>6回、坂本は飛球に倒れる(撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人0―1阪神(2024年9月22日 甲子園)

 巨人の坂本勇人内野手(35)は22日の阪神戦(甲子園)で「6番・三塁」に入って先発出場。だが、3度の得点圏でいずれも打てずに3打数無安打に終わり、6回でベンチに下がった。

 百戦錬磨のベテラン、現役レジェンドの坂本が何度も悔しそうに唇をかみ締めた。

 相手先発右腕・才木に対し、0―0で迎えた2回無死一、二塁で入った第1打席では2球目フォークボールを打つもバットの先で中飛に倒れ、0―1で迎えた4回の第2打席は1死一、三塁で初球の内角低め直球を打ち損じて二飛。0―1のまま迎えた6回の第3打席は1死満塁で2球目の真ん中直球を叩いたが、ここも二飛に倒れた。

 その裏の守備から坂本がベンチに下がり、岡本和が一塁から三塁へ、門脇の代打・大城卓が本職ではない一塁へ、坂本の打順には新人の泉口が入り、遊撃を守る布陣となった。

 7回には小林に代打・モンテスが出されるも、菅野の代打として準備していたオコエではなく、続投を志願した菅野がそのまま打席へ。自ら中前打を放った菅野は一塁ベース上で笑みを浮かべながら両手を振り上げてベンチをあおったが、最後まであと一打が出なかった。

 チームは痛恨の2連敗で、2位・阪神とのゲーム差はわずか1に。試合後、坂本は「申し訳ないです」と一言だけ絞り出すのが精いっぱいだった。

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