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19歳の若碇が新十両昇進当確!「子供の頃からの夢だった」父は元幕内・大碇「一つの恩返しができた」

スポニチアネックス / 2024年9月22日 21時27分

<大相撲秋場所千秋楽>欧勝海(左)を掛け投げで破る若碇(撮影・藤山 由理)

 ◇大相撲秋場所千秋楽(2024年9月22日 東京・両国国技館)

 西幕下2枚目の若碇(19=伊勢ノ海部屋)が西十両14枚目の欧勝海(23=鳴戸部屋)を破って4勝目を挙げ、新十両昇進を確実とした。

 立ち合い鋭く当たって右上手を引いて頭をつけるも、欧勝海に左を徐々に深く入れられて胸が合う苦しい体勢に。それでも強引に右上手から振って先に攻め、内掛けから足を跳ね上げて掛け投げで仕留めた。“入れ替え戦”の意味合いが強い約50秒の熱戦。「がっぷり組まれたら負けると思った。何回も何回も諦めずにいけてよかった」と辛抱勝ちして大きな白星をつかみ取った。

 昨年春場所のデビューから負け越しなしの10場所連続勝ち越しで新十両昇進へ。「自分でもさすがに考えてなかった」というスピード出世を果たし「子供の頃から関取になるのが夢だった」と万感の思いを語った。

 くしくもこの日、NHKの中継で解説を務めていたのは若碇の父の甲山親方(元幕内・大碇)。勝った瞬間に喜びを爆発させる様子が放送に写っていた。10歳の頃に母を亡くしたという若碇は「父1人に育ててもらって、一つの恩返しができたかな」としみじみ。「目標は父の番付(最高位は前頭11枚目)を超えること。まず近づけたのはよかった」と今後の目標を述べた。

 中学時代は東京都大会準優勝が最高実績。「もともと弱かったので、関取は夢のまた夢だった。(埼玉栄高相撲部の)山田先生に出会って人生変えてもらった」。高校で全国レベルの選手に成長し、角界入り後にさらに飛躍。19歳7カ月の若さで関取の座をほぼ手中に収めた。

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