佐藤駿「出したいと思っていた」100点超でSP首位 2位三浦、3位吉岡 東京選手権

＜東京都選手権　男子SP＞100点の大台に乗せた佐藤駿（撮影・長久保　豊）

　◇フィギュアスケート東京選手権第2日（2024年9月22日　千葉県船橋市・三井不動産アイスパーク船橋）

　男子SPでは、昨季四大陸選手権2位の佐藤駿（エームサービス・明大）が100・87点のハイスコアで首位に立った。4回転ルッツ、トーループの4回転―3回転、トリプルアクセルを成功。国際スケート連盟非公認記録ながら自己ベスト99・20点を上回った。

　今季は好調で持ち味の大技4回転ルッツも「うまくはまっている」と手応えを語る。「100点を出したいと思っていたので、出すことができてうれしい」と語るが、完成形はまだ先にある。「全日本で優勝が目標。全部の試合で優勝ができるように」と闘志を高めた佐藤は、まずは23日のフリーを全力で舞う。

　昨季世界選手権8位の三浦佳生（オリエンタルバイオ・明大）が89・57点で2位。吉岡希（法政大）が81・85点で3位だった。