セ・リーグが「面白い!」「どこも全試合負けられない戦い」巨人M6も虎と1差、広島は史上初の屈辱危機…
スポニチアネックス / 2024年9月22日 22時57分
プロ野球セ・リーグは22日、3試合が行われ、首位の巨人が2位の阪神に敗れ優勝マジックは6のまま2戦連続の足踏み。ゲーム差はわずかに1となった。
3位の広島はナイターで5位・中日とバンテリンDで対戦し1―2と逆転負けで接戦を落とし4位に再び転落。本拠・横浜で行われたデーゲームでヤクルトに勝利したDeNAが0.5差の3位に浮上した。
まさに天王山となった甲子園での伝統の一戦は、勝利数リーグトップの菅野と同3位の才木のしびれる投手戦に。菅野は8回125球を投げ抜いたが、打線が拙攻の連続で1点も奪えず。才木は13勝目を挙げ、最多勝争いでもDeNA・東に並びトップに1勝差の2位タイに浮上した。
また、9月に1位で入った広島が今月2度目の4位転落。4勝15敗の歴史的な大失速で、まさかのクライマックス・シリーズ(CS)出場を危ぶむ位置に。最短で23日にも優勝の可能性が完全に消える状況で、仮にCS出場も逃し4位で終わった場合は、プロ野球が始まって以来初めての屈辱となる。9月を首位で迎えたチームが4位以下になったケースはいままで一度もない。
さらに、18日の本拠での阪神戦敗戦後に今季限りでの退任を表明した立浪監督率いる中日が、その直後から3連勝。最下位・ヤクルトに2ゲーム差をつけた。成績不振を理由に退任する立浪監督が、意地の5位を死守するのか、今季限りで引退することを発表した青木のために調子が上向いた村上、山田らが意地を見せ最下位脱出するのかも最後まで分からない。
セ・リーグの残り試合は3位のDeNAが最多の11試合、続いて4位の広島が10試合、最下位ヤクルトが8試合、首位・巨人が7試合、2位・阪神と中日が6試合となったが、4位まで6.5ゲーム差で、優勝争いもCS出場圏の3位争いも先が見えない大混戦。また、5位・中日と最下位・ヤクルトのゲーム差もわずか「2」。セ・リーグの今季ペナント最終戦は、現状(22日終了現在)では10月6日の中日―DeNA(バンテリンD)となっているが、最後の最後まで目が離せない状況だ。
ネット上でも「今年のセ・リーグ、本気で最終戦までもつれ込む可能性残っててすごい」「セ・リーグ面白いじゃん」「アツすぎんだろ!!」「最終盤まで、優勝争い、3位争い、最下位回避の争いが盛り上がってる セ・リーグ。正直どこのチームも負けられない」「6球団が全試合負けられない戦いなのが凄く面白い」「これは消化試合一切なしだな(笑い)」「どうなるか分からん…」「3分割の大混戦になってきたwwwおもろい」などの声が上がった。
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