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阪神・中野が大仕事!巨人・菅野撃ちで虎の子1点奪取「逆転で優勝するという気持ちしか持ってない」

スポニチアネックス / 2024年9月23日 5時17分

<神・巨>3回、先制適時打を放ちガッツポーズを決める中野(撮影・大森 寛明)

 ◇セ・リーグ 阪神1ー0巨人(2024年9月22日 甲子園)

 奇跡へとつながる虎の子の1点を、阪神・中野が叩き出した。3回2死一、三塁でフルカウントから菅野のスライダーを右前へ。三走・木浪を本塁へ迎え入れ、一塁塁上でド派手に右腕を天に掲げた。

 「なかなかチャンスをつくれる投手じゃない。少ないチャンスをものにしないといけないと思っていた。1打席目を踏まえて、準備はしっかりできていた」

 反省を快打へとつなげた。初回の第1打席はカウント2―2から高めのカットボールで空振り三振。殊勲打が生まれた第2打席も初球から3球続けてカットボールで内を攻められた。カウント1―2から2球連続150キロ台の直球。冷静だった。「真っすぐを見た時点で(決め球は)内角に直球やカットボールが来るかな」。速い球への準備が奏功。スピードが7~8キロ落ちるスライダーを鮮やかに叩き、機先を制した。

 「あの1点が決勝点になると、その時は思ってなかったが、重要な先制点だった」

 し烈を極める宿敵との一騎打ちのさなか、大いに刺激を得る出来事があった。日本時間20日、昨春の第5回WBCで共に戦ったドジャース・大谷がメジャー史上初の50本塁打&50盗塁の偉業を達成。遠征先の横浜で快挙を知った。「本当に一緒にやっていたのかな…」。現実離れした存在に約1年半前の共闘を疑うほどで「一緒にできたのは野球人生の中でもいい経験になった」と回想した。戦う舞台や目指すべき場所は違っても、勝利や頂点への熱い思いは中野も負けない。

 「逆転で優勝するという気持ちしか持ってない。目の前の試合を全部勝ちにいく」

 初回の守備でも魅せた。無死二塁から浅野のバントで一塁ベースカバーに走り、二走・丸の挟殺中に二塁のベースカバーまで戻って変則併殺を完成させた。絶妙な状況判断が光る。「明日(23日)が大事になる。一丸となってやりたい」。選手会長の目に、逆転連覇への道筋がくっきりと見えた。(八木 勇磨)

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