ゲラザキで阪神が鮮やか零封リレー ゲラ30ホールド＆岩崎23セーブで大事な1点守り抜いた

＜神・巨＞岩崎（中央）と抱き合って喜ぶ才木（撮影・大森　寛明）

　◇セ・リーグ　阪神1ー0巨人（2024年9月22日　甲子園）

　たった1点を最後まで守り抜いた。8回を任された阪神・ゲラは才木から計4安打していた中軸3人を寄せ付けない。吉川を遊飛、岡本和を左飛に打ち取り、長野は空振り三振に退けた。全て「武器なので」とスライダーで仕留め、桐敷に次ぐチーム2位の30ホールドに到達。「大事な試合なのは今日も明日も。いつも通りゾーンにしっかりアタックできるように攻めの気持ちを持って投げた」とうなずいた。

　岩崎は通算500試合登板に達した前日21日からの連投で9回を締めた。泉口、大城卓を凡飛に打ち取り、最後はモンテスを遊ゴロ。23セーブ目を挙げて「才木が頑張っていたので頑張りました」と後輩を称え、「とにかく明日頑張ります」と繰り返した。