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新潟 2発も逆転負け 長倉、小野決めたが後半AT最後のプレーで痛恨失点

スポニチアネックス / 2024年9月23日 4時33分

神戸に逆転負けの選手たちは肩を落とす

 ◇明治安田J1リーグ第31節 新潟2―3神戸(2024年9月22日 デンカS)

 J1新潟は、神戸に2―3で敗れ、今季5度目の2連敗となった。前半15分にDF酒井高徳(33)に先制点を許したが、同31分にFW長倉幹樹(24)が頭で決めて同点。同36分にはFW小野裕二(31)のゴールで逆転した。しかし後半は得点できず、28分とアディショナルタイムに失点した。勝ち点39のままで順位12位。次節は27日、アウェーで川崎Fと対戦する。

 息の合った連係プレーで攻め込む新潟に対し、高い個人の能力を生かしてゴールを狙う神戸。互いの良さを存分に出し合ったシーソーゲームは、後半アディショナルタイム6分のラストプレーで勝ち越し点を決めた神戸に軍配が上がった。FW小野は「最後は個の質の部分で負けた」と悔しさを隠さなかった。

 ミスが目立った18日の名古屋戦とは違い、前半はパスで相手のプレスを剥がし続けた。「相手はマンツーマン気味に来るわけではなく、ぼかしながら来ていた。うまく連動してそこは突けた」と約4カ月ぶりにリーグ戦に先発したDF千葉。パスだけでなく、千葉らの最終ラインから持ち上がるプレーも効果的だった。

 ゴール前でも好連係を見せ、前半31分にMF谷口がニアに正確なクロスを上げ、FW長倉が頭で流し込んで同点。5分後にはDF橋本の糸を引くようなスルーパスを小野が「あのタイミングで走ればボールが出てくる」と走り込んでワンタッチシュートを決めた。

 しかし後半28分に2―2とされて風向きが変わった。「2、3点目を取りに行った姿勢が勝ちを招いた」と神戸の酒井が言うように、相手はギアを上げてFW大迫らの高い個人技で攻めた。一方、新潟は攻め残る相手に対して後ろに重心を置いた。前半とは立場が逆になり、速攻から好機はあったが決めきれず、守備も我慢し続けたが最後に与えたCKで失点した。

 千葉は「最後のセットプレーで決めきるというのが(神戸が)上位にいる理由」と差を認める。勝ち点3を着実に積み重ねるには先に3点目を決めるチームへと成長を遂げる必要がある。松橋監督は「スタイルを勝ちにどう結びつけられるかは、ずっと続けていること。たぐり寄せられるまで諦めずにやりたい」と勝利を追求していく決意を口にした。

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