25日誕生!「大関・大の里」最速の所要9場所 史上初のちょんまげ…記録ずくめの昇進
スポニチアネックス / 2024年9月23日 4時41分
◇大相撲秋場所千秋楽(2024年9月22日 両国国技館)
2場所ぶり2度目の優勝を決めていた関脇・大の里は関脇・阿炎に引き落としで敗れ、13勝2敗で取り終えた。敢闘賞と技能賞も獲得。優勝に花を添え、自身の持つ新入幕からの連続三賞を5場所に伸ばした。審判部の臨時理事会招集要請が八角理事長(元横綱・北勝海)に受諾され、25日に新大関が正式に誕生する。
今場所初めて、大の里の表情が緩んだ。優勝が決まった日でも「まだ場所は終わってないので」と気を引き締めていたが、この日は取組後の支度部屋で「やっと終わった」と解放感を口にした。史上最速の初土俵から所要9場所、史上初のちょんまげ、記録ずくめの新大関が誕生する。
初優勝を果たした夏場所は12勝3敗。師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)からは「もっと高い(成績の)優勝争いをしろ」とくぎを刺された。「14勝したかったけど、結果13勝2敗で…次に向けての課題ですね」。前回の優勝から一歩進めた手応えを得ながら、次のステップへの反省も挙げた。
初場所の新入幕から5場所合計56勝。年間最多勝争いでは、追う大関・琴桜に4差をつけて首位に立っている。1960年の大鵬以来史上2人目となる、新入幕の年に最多勝という偉業も視界に入ってきた。
来年は、日本相撲協会設立100周年の節目。大の里が来年中に横綱昇進を果たせば、初土俵から所要16場所以内で史上最速横綱となる。入門時から常々口にしている理想の力士像は「日本中から応援されるような力士」。メモリアルイヤー、新時代にふさわしい和製横綱の誕生も想像に難くない。
この日、新潟・能生中、海洋高で6年間指導を受けた田海哲也総監督(63)が今場所3度目の観戦。教え子の偉業を称え「優勝してほしいというみんなの期待に応えるスターの素質がある。(大リーグ・ドジャースの)大谷選手のようなスーパースターになってほしい」と、角界を担う存在になることを願った。「まだまだたくさん稽古して、上に向かって頑張りたい」と次の番付を見据える大の里。新時代のスターにとって、ここは通過点に過ぎない。
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